抜き差しして「ぶぁん」
あわて者という性分が自分にはあって。
それで人の話を聞いて、すぐ
「ふむふむ、この人の言っていることはこういうことか。」
とか
「なーる(なるほどの略)。そういうわけね。」
つってわかった気になる。
わかった気になって、
なっている最中にさらに話していると、
「え?あ、そういうことだったの?」
とか
「あ、だからか。なーる。ちょっと勘違いしてた、私。」
というようなことが頻繁。
で、その時、自分の頭の中で、
繋がってた線のつなぎ換えが
行なわれているような感覚、有り〼。
一旦抜いて、また差し直す。
テレビかビデオかなにかの配線やっているみたい。
あわててつないだ線を
「あ、ちゃうかった。」
つって繋ぎ直す。
うまくつなぎ換えができた時、
ぱっと頭の中に、その人の全体みたいなものが映って、
それまでは線だったのに、
急に像になって「ぶぁん」って頭の中に広がる。
それがいとおかし。
そうしていくらあわて者の私でも、
その像が見えたら、
「もうそれは間違いないな」、と思う。
なんとなくその像は確信に満ちていて、
話した相手との共感が成立したと安心できる。
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