図書室切な系
ベストセラー小説やよく聞く名前の作家の本。
読んでみたい、というより知っときたい。
が、自分の家の本棚に、それが並ぶのはちょっとな。
そんな本を借りる。
学校の図書室では。
例えば今流行の曲。
聞いときたいけど別に欲しくない。
自分の所持物としてそのCDを手にするのはちょっとな。
別にそんな好きって訳じゃないで、ちゃうで、俺ほんまは
この歌手趣味じゃないで、でもちょっと、聞いときたいな、
と思って。
そんな時、ツタヤ。
そのような人は結構多いのであろう。
ちょっと読んでみたいけど、物体としてこの本が、
自分の家の本棚に並ぶのは嫌だ。
そのような理由で本を買わないことが多々ある。
大概が小さな書店でも平積みされているような、
今話題の小説等である。
例えて言うなら「ホームレス中学生」とか「東京タワー」。
なんだか売れに売れている。
内容、ちょっと知っときたいやん。
でもな、それな、二三年後、
家の本棚に並んでるの見たら、スゴい色あせて感じるねんで。
ユーミンが、昔言っててん。
「ちょっと古いが最も古い。それがJ-popの世界」。
私、深く頷いた。
そうして、それ、本の世界にもあるね。
そういう今売れてる本の二三年後。
色あせて、「そんなときもあったなぁ」
って感じの表紙のカバー見るの、切ないんです。
だから買わない。
それで結局読まない。
流行、ちっとも知らないままなのである。
しかし。
そのような本を図書室で借りて読む。
別に欲しくないけど読んどきたい。
二三年後、色あせてもその本は図書室の本棚に。
ほほ。
自分の家の本棚は、切なくならない。
ははん。
やったぁ。
便利。
図書室。
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